あなたは今、せっかく張り切って会社に就職したのに仕事が少なくて暇すぎてつらい思いをしていませんか?
実は私も新人のとき仕事が少ないという悩みでつらかった過去があるんですよ。
暇すぎて辛かったんです。
仕事が多すぎて悩む話はいくらでも聞きますが、仕事が少ないことで悩んでいる人なんてそうそういないし、解決方法が分からなくて一人でずっと悩んでいました。
今は仕事が以前よりは増えたことと、自分の考え方を変えたことで「仕事が少ない」という理由で悩むことはなくなりました。 その当時の辛かった体験談と、今になって思う「悩見過ぎずにもっとこうすれば良かったのかな」と思うことを紹介します。
Contents
仕事が少ないとどうしてつらい?新人は暇だった
私がこのような体験をしたのは、大学卒業後に就職した会社を4年勤めた後に転職した会社での出来事です。
大学卒業後に就職したのは5人ほどしかいない小さい会社。
就職氷河期だったので就職できればどこでもいいと考えて入った会社です。
仕事は技術系で最初は苦労しましたが、出来ることが増えてくるとだんだんとやりがいも出てきました。
仕事をある程度任されるようになり、良い責任感を感じて働くことが出来ていました。
終わらないときは夜中まで残ることもありましたが、仕事が終わった後の達成感はとても気持ちいいものでした。
でも、小さい会社だったのでお給料がビックリするほど少なく、正社員なのにボーナスもなし。お給料アップも望めそうにない・・・。
若いうちに転職したほうがいいと思い、転職することにしました。
その結果、運良く身に付けた技術力を評価してくれる会社に就職できることになったんです!
しかも、CMも流れてて会社名を言えば大抵の人が知っているようなブランド力のある会社!
入社出来たことがとても嬉しくて、張り切って会社に行きました。
でも、いざ仕事が始めるととても驚くことがありました。
そう、とても振られる仕事がとても少ないのです!
最初のうちだけかと思ってましたが、月日が経っても大して変わりません。
(正確には仕事の量はそこそこあるのですが、難易度が低くすぐ終わってしまうものばかりでした。)
しばらくして気づきました。
この会社は女性にはあまり仕事が行かないようにしているということを。
業界柄、男性の比率がとても高い会社でした。重要な仕事、スキルアップになる仕事、責任の重い仕事、つらい仕事は男性、それ以外の簡単な仕事、雑用などは女性が主に担っているという状態です。
この割り振りの良し悪しについては置いておいて、今回は私がなぜ仕事が少ないとつらいと思ったのか紹介しますね。
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仕事が少ないとどうしてつらい?暇でも辞めたくなる
「仕事が少ないなんていいじゃない」って思いますか?
私はとてもつらかったです。
では、どうして仕事が少ないとつらい感じるのか、私が実際に感じた理由をあげていきます。
達成感がない、やりがいがない
前の会社では感じられてた仕事終わりの達成感・・・。
仕事は大変なものですが、この達成感がないとやりがいがないですよね?
やりがいがないと仕事がただのつまらない作業になってしまいます。
お給料のためにそのつまらなさを我慢できるならいいのですが、このつまらない作業を今後何十年もずっと続けるのかと思うとぞっとします。
つまらないと思いながら仕事しても大して成長しないですしね。
仕事が少ないと成長が遅くなるので将来が不安
そう、仕事が少ないとどうしたって成長が遅くなります。
自分の成長が見られないとやっぱり楽しくない・・・。
前の会社では、最初は何にも出来なかったのに、やり方を叩き込まれて怒られて、そして自分でも仕事が段々と出来るようなって・・・。独り立ち出来たら増々やりがいも感じられて、それが嬉しかった。
仕事が少なくて大して成長できないとなると、この会社にいるうちは良いかもしれないけど、こんなぬるま湯に浸かってたら他の場所ではもう働けなくなる・・・。 会社にしがみついて生きるしかないのだろうか?
不安が募るばかりです。
自分の価値を感じられない
こんなに振られる仕事が少ないなら、私はこの会社に必要とはされていないのかな?
もしかして私はいらない存在なのかも・・・?
必要とされないと自己評価がどんどん下がってきます。
自己評価が下がると、自分に振られた仕事にも誇りを持てなくなってきました。
仕事に誇りが持てないと、やる気も落ちてきて悪循環でしかありません。
自己評価が下がると、親睦会などで周りの人と仕事の話になってもどこか卑屈になってしまい、仕事の話が楽しくできません。
「こんな仕事しかしてないので…」と心のどこかで思っているので、仕事にやりがいを持って働いている人との会話が上手く出来ませんでした。
以上が私が思っていた「仕事が少ないとつらい」と思っていた理由です。
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仕事が少ないというつらさを解消するために出来ること
次は、「仕事が少ない」という悩みから抜け出した今だから思う「仕事が少ない」という辛さを解消するために「最初からもっとこうすれば良かったな」ということを紹介しますね。
最初の内からもっと働きたいアピールをする
上で述べたように、私の会社では男女できっちりやる仕事が分けられている会社でした。
そういった会社では、女性に振る仕事は少ないほうが優しさだと思っている上司がほとんどです。
もしくは、女性に振っても無駄・面倒臭いと考えています。
そのまま、上司の言われるままに仕事をこなしていたら「仕事が少ない」という状態からは抜け出せにくくなります。
もっと自分から「今の仕事が終わったので他に出来ることはないでしょうか?」などと言って仕事をもらうようにするといいでしょう。
その際のポイントは嫌そうに言うのではなくて、「もっと働きたい!」という印象が周りにも分かるように明るく言うとベストです。
仕事がない時は仕事に関する勉強をしよう
あなたの仕事が少ないのは、何も上司が嫌がらせをしているのではなくて、単にあなたがまだ入社したばかりで仕事のことをあまり分かっていないから、仕事を振られないだけかもしれません。
仕事がないと上司に伝えて、それでも「今は任せられる仕事がない」と言われたら、「仕事に関して勉強したいので何か資料などはありませんか?」と聞いてみるのが効果的です。
これによって、仕事への意欲を上司にアピール出来ますし、仕事への知識が増えれば自然と頼まれる仕事は増えていきます。
仕事が少ないからといって何もしないのは上司の印象が良くありませんので気を付けてくださいね。意外と人は見ているものです。
遅くまで残ってやる気アピールをする
賛否両論あるでしょうが、無駄に遅くまで残っていたほうが上司から「こいつはやる気がある」と判断されることが多いです。
特に古風な社風だったり、上司の年齢層が高いほど顕著です。
誰かが定時で帰ると「あいつ帰りやがって」みたいなことをよく話しています。
部署は違いますが、私と同じ時期に入社した女性は、入社当時から仕事の有無に関わらず、ずっと会社に残っていたので、周りから段々と「やる気がある」とみなされ仕事がどんどん増えていきました。
働き方改革で残業の規制が増えてきているとはいえ、まだまだこのような会社が多いのが現状ではないでしょうか。
もし、あなたの会社がこのような風潮があるとしたら、残業も厭わない態度でいると自然と評価が上がり、仕事が少ないという悩みはなくなるでしょう。
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仕事が少なくて暇という状況をプラスに考えよう
仕事を増やす努力もいいですが、仕事が少ないという状況をプラスに考えることもいいことです。
私も入社したての頃は、以前の会社より振られる仕事が少ないという体験したことのない状況に戸惑って悩みましたが、そのうち考え方を変えることにしました。
仕事が少ないということは、考え方を変えるととても贅沢な悩みかもしれません。
過酷な労働環境で働いていて会社を辞めたくて仕方ない人から見たら、仕事が少ないという状況を羨ましい、妬ましいと思うでしょう。
そこで、仕事が少ないという状況を逆に利用して、何か新しいことを始めるのはいいことかと思います。
私も資格の勉強をしたり、ずっと行ってみたかったジムに通ったりしました。
このブログもその一環で新しく始めてみました。
このように新しいことを始めてみたおかげで今では仕事が少ないという悩みからは解放されました。
むしろ早く帰ってブログをやりたいとさえ考えてしまします。
あなたも仕事が少ないという悩みがあるのなら、逆にプラスに考えて何か新しいことを始めてみるのはいかがでしょうか?
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仕事が少なくて暇でつらいなら自分から行動しよう
以上が、私が今なら思う、仕事が少ないという悩みを解消するためにもっとこうすればよかったかなということです。
なにかしら自分から行動すれば自然と仕事は増えてくるし、仕事が少ないという悩みは自然と解消されていきます。
むしろ、行動した結果、仕事が増えすぎてしまって仕事が少ないという悩みがあったころに戻りたいと思うかもしれません。
もし、何かしら行動しても仕事が少ないという悩みが解決しないのであれば、それはあなたが悪いわけではなく、会社の管理の問題です。
会社の管理の問題で仕事が少ないつらさが解消できないのであれば、転職を考えてもいいと思いますよ。