石原さとみさん主演でドラマ化されることが決まっている漫画の「Heaven?~ご苦楽レストラン~」。その原作者は佐々木倫子さんです。
佐々木倫子さんといえば、2160万部以上の売り上げを記録したヒット作品「動物のお医者さん」が有名ですよね。
筆者も「動物のお医者さん」を読んで初めて佐々木倫子さんを知りました。
独特の笑いが詰まった作風が特徴で何度読んでも飽きない魅力があります。
そんな佐々木倫子さんですが、今は引退している?という噂があります。
この記事では引退しているという噂の真相の追求や、佐々木倫子さんのプロフィール、代表作、最新作の情報をお届けします。
Contents
佐々木倫子は現在は引退している?!最新作は?
佐々木倫子さんは引退しているのでしょうか?
結論からいうと、引退していません。
正確に言うと、調べても引退したという事実を見つけることはできなかったので、引退してはいないだろうというところです。
漫画家に定年はありませんからね。本人が引退と言わない限り引退とは言えません。
佐々木倫子さんの最新作は2008年から2013年までビックコミックススピリッツで連載していた「チャンネルはそのまま!」以降はありません。
最後連載からもう6年は経っていることになりますから、引退したのかという噂が出てしまってもおかしくはありませんね。
佐々木倫子さんは現在58歳とのことなので、筆のペースが遅くなっても仕方のないことかもしれません。何か病気などをされていないと良いのですけれど。そういった情報もなかったので大丈夫かとは思うのですが、ファンとしては心配してしまいます。
次回作のために取材をしている時期かもしれませんからね。ファンの方は新刊をじっと待つしかなさそうです。
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佐々木倫子のプロフィール
名前 | 佐々木 倫子(ささき のりこ) |
出身 | 北海道旭川市(現在は札幌在住) |
血液型 | AB型 |
学歴 | 北海道旭川東高等学校、北海道教育大学教育学部旭川高卒業 |
活動期間 | 1980年~ |
佐々木倫子さんは北海道出身。作品も北海道を舞台にしたものが多いです。
佐々木倫子(ささきのりこ)というのは本名のようですよ。デビュー当初は「佐々木規子」というペンネームを使っていましたが、1982年の「ぺパミント・スパイ」から今の「佐々木倫子」と名乗るようになったそうです。
大学は教育学部なんですね。漫画とは直接関わりがなさそうなので意外です。
1980年「花とゆめ夏の増刊号」(白泉社)に掲載された「エプロン・コンプレックス」でデビュー。
主に白泉社の「花とゆめ」系列誌を中心に活動していました。
大ヒット作「動物のお医者さん」を最後に白泉社から小学館に活動の場を移し、「おたんこナース」以降は小学館の青年誌をメインに活動しています。
長編作品の連載が終わると1~2年ほど開けてまた長期連載を始めるといったペースで活動しています。
2013年に終わった「チャンネルはそのまま!」から現在まで6年経っているのは今までのペースから考えると長いですね。
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佐々木倫子は現在結婚している?
佐々木倫子さんは結婚しているのでしょうか?
調べたところ、佐々木倫子さんは独身の可能性が高いということです。結婚しているという情報を見つけることはできませんでした。
佐々木倫子さんの作品のあとがきには佐々木倫子さんのプライベートな一面がちらっと描かれてることもあるのですが、夫らしき人物の存在を描かれているところをみたことがないので独身で間違いないでしょう。
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佐々木倫子の作品づくりは打ち合わせを多用するスタイル
佐々木倫子さんの個性的な作品はどのようにして作られているのでしょうか?
佐々木倫子さんが「Heaven?~ご苦楽レストラン~」を作成していたころの編集者の方がインタビューで話していた内容を見つけました。
編集者によると、佐々木倫子さんは本当に「ワンアンドオンリー」。だれも後継者にはなれない。とても個性的な作風で、佐々木倫子さんが描いたら全て佐々木倫子さんの漫画だと分かってしまう。
とても個性的なので全ての内容が佐々木倫子さんの脳みそから出てくるものだと思っていたけど、意外にも打ち合わせをがっちりやるという方法をとっていたそうです。佐々木倫子さん自ら「たくさん打ち合わせをしてくださいね」とお願いされたとか。
ひとつひとつのセリフやキャラの動きなどを全て佐々木倫子さん自身が考えているのかと思っていたら、たいして経験のない編集者のアイディアも採用してくれる。編集者が自分のアイディアでいいのだろうか?と不安になってしまうほど。
でも出来上がった作品を見てみると、全てが佐々木倫子さんの個性に仕上がっていて、自分が思いついたセリフにはとても思えない。
編集者は、何をやってもその人になってしまうんだということの凄さを感じて感動したそうですよ。
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佐々木倫子の代表作
佐々木倫子さんの代表作をまとめました。
動物のお医者さん
一番のヒット作品です。獣医学部を舞台にした作品で、個性的なキャラクターの日常をコメディタッチで描いています。
2003年にはテレビドラマ化もされました。
登場人物の動物もセリフがあるのが特徴で、主人公の飼い犬のシベリアンハスキーのチョビがとっても可愛くて、日本中でシベリアンハスキーを飼う人が増加しました。
筆者もこの作品を何回も繰り返し読んだ思い出があります。大笑いするというコメディではなく、読んでてニヤニヤしてしまうようなシーンが多い作品です。
動物の絵がリアルで、他の漫画であるような可愛いだけの姿ではなく、動物の可愛くないところ(猫が爪で引っ掻いたり等)も描かれていて動物好きにはそこがたまらないです。
おたんこナース
看護師を題材にした医療漫画です。気が強くてドジな新人看護師が主人公で、様々なトラブルを起こしながらも、患者との出会いや先輩の指導を通じて看護師として成長していう話です。
尿を甕(かめ)に貯めたりなど現在の医療との食い違いはあるものの、医療現場で働く人の日常がリアルさを持ちながらコメディタッチで描かれています。
筆者は子供の頃、「おたんこナース」を読んで看護師に憧れたことがあります。
Heaven?~ご苦楽レストラン~
「Heaven?」
ドラマ化記念でのこのこ文庫に並べました。発行は2000年。佐々木倫子さん独特のおとぼけ感は癖になりますし、面白さは20年近く経っても色褪せませんね。 pic.twitter.com/H8VO4alp5j— 「のこのこ」手作りケーキとお茶の店 (@nokonokocafe) 2019年7月6日
石原さとみさん主演でドラマ化が決まった作品です。
フレンチレストランが舞台で、ワガママなオーナーが自分にとっての理想のレストランを作っていく作品です。
ワガママなオーナーとそれに振り回されるスタッフたちの日常が描かれているコメディ作品です。
フレンチレストランが舞台なので全体的にオシャレな雰囲気がありつつも、話の内容はコメディで読んでてニヤニヤしてしまう作品です。
もっと詳しいあらすじはこちらの記事でも書きましたのでどうぞ。
チャンネルはそのまま!
「北海道☆テレビ」というローカル局にバカ枠として採用されたドジな新人女性アナが主人公のコメディ作品です。
報道部に配属された初日にいきなり、大雨のレポートをする羽目になり、生放送なのに増水した川に流されてたサルを助けるため川に入ってずぶぬれになってしまうようなキャラが主人公です。
もう一人の主人公に優秀な同期の男性アナがいて、初めはドジな女性アナをバカにするような目でみたりしてたんですが、そのうちそのバカさが自分にはないものでテレビ局に必要なものだと気づいたりもします。
忙しい日々を通して仕事人として二人が成長していく姿をコメディタッチで描いています。
これも北海道テレビでドラマ化されています。残念ながら北海道テレビでしか放送されていません。
まとめ
佐々木倫子さんのプロフィールや引退の噂、結婚しているかどうか、代表作についてまとめてみました。
佐々木倫子さんの作品は個性的で時が経っても色あせない魅力があります。昔の作品でも今見ても面白いと思えるので、読んだことがないなら一度読んでみるといいですよ。