「仕事さえ真面目にやっていれば会社で馴染むことなんて簡単!」
そんなことを思ってはいませんか?
最近の新しいタイプの会社ならいいかもしれませんが、古い社風でしかも体育会系な会社なら早く馴染む努力をしないと孤立する可能性があるかもしれませんよ。
そんな古い社風で体育会系な会社で働く私が、早く会社に馴染むためにやるといいことを紹介します。
Contents
古い社風で体育会系の会社で働くコツは?
とりあえず「あいさつ・笑顔・元気」は大事
まずは基本です。
古い社風の会社は新人にはとにかく元気を求めます。
体育会系のイメージを持っていただくと分かりやすいかと思います。
最初の挨拶が肝心です。元気・笑顔で自己紹介や挨拶をしましょう。
そして最初の挨拶が終わってからもそれを続けましょう。
皆、新人のあなたがどう組織に馴染んでいくか意外と見ているものです。
あなたが元気なタイプでしたら何の問題もなくクリアできると思いますが、私は基本おとなしいタイプなのでハードルが高いんですけどね。
最初の挨拶等は問題なく出来ましたし、自分なりに元気な感じで接していたのですが、根っから体育会系の人たちから見ると大人しく見えてしまうようです。
大人しいタイプ認定されてしまうと、体育会系の人たちから出来ないやつだと思われてつらいことになりますので最初は頑張って元気よく挨拶しましょう。
とりあえず「挨拶・笑顔・元気」は新卒・転職に関わらず大事です。
会社の外の付き合いに参加する
会社の人と付き合うのは会社の中だけではありません。
仕事終わりの晩御飯に誘われたら積極的に行くようにすると好かれるでしょう。
2次会も行ける人だったら行くとさらに好かれるでしょう。
私の会社ではそれ以外にも休日にゴルフを社員達で行ったり、さらに仲の良い間柄では家族ぐるみで付き合ってる人もいます。
古い社風の会社ではこのように、仕事だけの関係だけではなく、会社の外でも社員同士で付き合うことが多いです。
プライベートと仕事をきっちり分けたいタイプだと、このような社風の会社で働くのは大変だと思います。
私も夜ご飯くらいならいいけど、ゴルフは誘われても断ってしまいました。
他の社員を見てもそのような先輩の誘いに乗る人の方が、仕事をもらいやすくどんどん気に入られていきます。
このような社風の会社に入ったときは、先輩の誘いには乗れるだけ乗ったほうが良いでしょう。
自分の仕事より、先輩・上司の仕事を優先する
自分の仕事をしている最中に、上司や先輩からちょっとした頼まれごとをするときがよくあります。
すぐ終わる頼み事ならいいのですが、どうやらややこしくて時間がかかってしまいそうなものまであります。
上司・先輩の頼み事をやっていたら自分の仕事が終わらないかもしれない…。
そんなときでも、できうる限り上司・先輩の仕事を優先しましょう。
あなたの評価をする人は誰ですか?
社長ですか?人事ですか?
確かにそれは合っています。
でも人事に提出する社員の直接の評価は、あなたの直属の上司が行います。
上司といっても、あなたと一緒に仕事をしているわけではない場合、評価をするときに迷うことが出てくるものです。
そういったとき上司はあなたの仕事ぶりがどうなのか、あなたに仕事を教えている先輩にヒアリングをすることもあります。
つまり、上司・先輩からの評価を高めなければ自分の社員としての評価は上がらないということです。
出世をしたい・会社に評価されたいという場合は上司・先輩の仕事を手伝って彼らのサポートすることで評価を高めるといいです。
自分の仕事は後回しにして上司・先輩が喜ぶようなサポートをしましょう。
会社のやり方・方針は否定しない
会社のやり方に不満を持つ人は多いです。
新卒でその会社に入った場合は、他の会社と比べることが出来ないので会社のやり方に疑問を持つ機会が少ないかもしれません。
でも、転職して他の会社から今の会社に入社した場合、どうしても前の会社と比べてしまいがちです。
前の会社より今の会社の方が全ての面で優れているならいいのですが、そういったパターンは稀です。
完璧な人がいないように、完璧な会社もないでしょう。
改善点を見つけて改善をしていくのは会社のためになることなのでどの会社でも行っていることです。
でも、入社したばかりの新人が会社の改善点を指摘すると、既にいる社員から反感を買うのでやめたほうがいいでしょう。
先進的で会社の色に染まっていない新人の意見を積極的に取り入れる会社ならいいですが、古い社風でトップダウンの傾向が強い会社だとほぼ間違いなく反感を持たれます。
私も入社後に会社で実施されたアンケートがあったのですが、会社の改善点を書く欄に私が思う改善点を書いたところ、古くからいる社員の反感を持たれたらしく周りから攻撃的な態度をとられることになったことがあります。
匿名アンケートだったのにも関わらずなんでそうなったのかということにも驚きましたが、ここで言いたいのは新人は会社のやり方・方針にはあまり口を出さない方が良いということです。
後ほど先輩たちと話しをして気づきましたが、先輩たちも会社の方針・やり方に口を出すことは避けているようでした。
このようなトップダウンの傾向がある会社では会社の方針・やり方に口を出すのはタブーです。たとえその意見が正しい指摘だったとしても。
あなたがもしこのような会社の社風に革命を起こせるような能力の持ち主だったらいいのかもしれませんが、そうではない場合、会社の方針・やり方に口を出すのはやめた方が無難でしょう。
大きな成果をだすよりミスをしないことが重要
仕事をしていると誰だってミスをすることがあります。
とにかく多くの仕事量をこなしたほうが評価が上がると思ってはいませんか?
私もそう思っていたころがありました。
私の場合、出来るだけ早く仕事を遂行させようとして細かいところまでチェックをしきれてない場合にミスがあることがありました。
ゆっくり丁寧に仕事をしていると遅いと思われるのが怖くて出来るだけ早くこなそうとしていました。
仕事のスピードなんてよっぽど近くにいる人でないと分かりません。
でもミスは周りから覚えられやすいです。
何回もミスをしてしまうと周りから「この人はミスが多い人なんだ」と思われるようになってしまいます。
そうなってからだと周りの評価を挽回するのは大変なので気を付けましょう。
職種にもよると思いますが、書類などの記録に残すような仕事に関しては、
「早く処理して多少のミスがある」より「遅くてもミスがない」ことのほうが重要視されます。
自分がそのような仕事をしている場合はそのことに気を付けて仕事をしましょう。
違う部署の人とも積極的に交流しよう
社員数の多い会社だと色々な部署があります。
部署が違うと自分と全く違う仕事をしていたりします。
違う仕事をしているからといって自分には関係がないと思っていませんか?
もしかしたら、関係がなさそうに見えても実はとても関係しているかもしれません。
ある部署の仕事が自分のところの部署に回ってきているかもしれませんよ。
私は新人の頃それをよくわかっておらず、違う部署の仕事は自分とは何の関係もないと思っていたので、違う部署の人の話をよく聞いてないことがありました。
でも働く時間が増えるにつれてどの仕事がどの部署と関係しているのかが分かるようになってきます。違う部署の人の話をすると自分の部署の仕事に役立つ情報がもらえたりします。
他の部署の人とも積極的に交流することで自分の部署の仕事にも役立つことがあるので、違う部署の人とも交流をするとよいでしょう。
会社の社風を早めにリサーチして把握すること
私の勤務している会社はトップダウンの傾向があり、社風が古く体育会系のところがあります。
このような社風であることをなるべく早く把握することで、新人の自分がどうふるまえば評価されるのかを考えましょう。
それを知っておかないと、会社で好まれない振る舞いをして痛い目にあう可能性があります。
色々な人を話をしながらどういう人が周りから好まれて、どういう人が疎まれるのかを最初のうちに把握しておきましょう。
出来るのであれば、周りから好まれる人物像に近づけるように努力しましょう。
派閥を把握しよう
社員数が多くなると派閥が生まれます。
一見仲が良さそうでも、実は敵対している間柄ということもあります。
当然のことですが、長く同じ仕事をしているもの同士が結びつきが深くなり、成績を争う人同士では対立していることがあります。
そのような派閥を早めに知ると会社が作り上げている雰囲気が分かるようになるのでいいでしょう。
出来る人は自分の入りたい派閥に溶け込むように努力すると会社で居場所が作りやすいでしょう。
ふられた仕事に嫌な顔をしない・文句を言わない
会社にはいろんな仕事があります。
やりがいのある仕事からとってもつまらない仕事まであります。
入社前は予想もしてなかった仕事もあるでしょう。
自分のやりたい仕事だけやれていればいいですが、現実はそう簡単には思うようにいきません。
会社で評価されたかったら出来る限りどんな仕事でも引き受けるようにしましょう。
特に新人のうちは嫌な顔をするのもいけません。
上司は新人のあなたをよく見ているものです。
どんな仕事でも笑顔でこなして、上司にとって使いやすい人材だと思ってもらえるようにすると評価があがるでしょう。
自分の役割を把握しよう!
あなたの会社での役割はなんですか?
たいてい入社すると仕事上の役割は分かるものですが、部署によって役割の線引きがちょっと曖昧で分からないときがあります。私の部署もそうでした。
しかも同じ部署内に、会社が考えている役割とは違う仕事を無理やりやろうとしている人がいてその人の手伝いもしなくてはならなくて入ったばかりのころは訳が分かりませんでした。
その仕事をすると上司からは良い顔をされないし、でも部署の先輩たちはその人の仕事を手伝うことを進めてくるしで何が正解かが分からなくなりました。
その結果、仕事をしていてもモヤモヤしたままで気持ちが悪かったです。
こんな仕事をしていて意味があるのか?と考えながらしていたのでとてもやりがいも感じられませんでした。
私の場合は特殊な例かもしれませんが、会社が望む役割を全うすることが会社での評価につながります。自分の役割を知り、その役割を全うしましょう。
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まとめ
古い社風で体育会系の会社で働くコツを実際にそのような会社で働いている筆者が紹介しました。
こういった社風の会社で働くと私みたいなおとなしいタイプはつらいと思うこともたくさんありますが、コツさえつかんでしまえば働くのが最初よりは楽になります。
入った会社が同じような社風の会社だったら参考にしてみてください。