タピオカの原料って何か知っていますか?タピオカの原料は「キャッサバ」というイモの一種から出来ています。でもこれは普通のタピオカの話。なんと中国では「タイヤ」や「革靴」から作られたタピオカが販売されているらしいです!
この噂の真相を追求していきます!
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タピオカの原料がタイヤってどういうこと?!
中国でタピオカの原料がタイヤだと報道されたのは2015年10月19日のこと。
山東省青島市のあるタピオカミルクティーを販売する店でタピオカミルクティーを飲んだ客(テレビ局の記者)が違和感を覚えてCTスキャン撮影をしました。
そうしたら、なんと、胃の中に無数の白い点がうつっていたとのこと。
えっ??白い点てどういうこと??
普通のタピオカの原料は初めにも言った通り、「キャッサバ」というイモの一種から作られています。イモですからデンプンからできています。デンプンならば消化吸収されるはずなのでCTスキャンには写らないはずなんですけど…。
店員の証言によるとその店で売っているタピオカの原料はなんと「革靴の靴底」や「古いタイヤ」から作られているそう!
え~~?!
なんじゃそりゃ?!
確かにタピオカはプルプルしてゴムっぽいからタイヤや革靴の靴底を使ってもバレなそう…。ってそんなわけあるかいっ!
ふつう食べているうちに分かりそうなものだけど…。固さだってタピオカより固いだろうから噛み切れないと思うのですけど。呑み込んじゃうから分からないのですかね?
テレビ局の記者に問い詰められた店員はこんな名言を残したそう。
「病気にさえならなければ原材料なんてなんだっていいんだよ」
すごい考えですね。食品の安全に対する考え方が日本人とはまるっきり違いますね。でもタイヤや靴底を食べたら病気になっても可笑しくはなさそうですけど。
ちなみにちゃんとデンプンから作られたタピオカを飲んで40分後にCTスキャンしたところ、白い点は写らなかったそうです。
白い点として写っていたものは飲んでから40分以上経っていたということですから、明らかにおかしいですよね。
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タピオカの原料がタイヤって本当?
店員の証言からタイヤが使われているとされているタピオカですが、そこのお店で使われている原料紛を実際に青島大学化学実験センターで調べてみたそうです。
そうしたら残念ながら詳しい成分はよく分からなかったそう。
唯一分かったことは通常のタピオカのデンプンよりも非常に粘着性が強かったことだそうです。
ということは普通のタピオカではないことは明らかですね。
タイヤや革靴の靴底と同じようなゴム成分が粉になったものかもしれません。それをタピオカのように丸めて作ったのではないかと考えてしまいます。
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タピオカの原料がタイヤだったらどうなる?
人生初タピオカ
これ食ったら後マジで腹痛くなったから多分タイヤとかで出来とる pic.twitter.com/yKo3aBPcyw— ソルトン (@Soltn_identity) 2019年6月10日
中国のタピオカの原料がタイヤだったとしたら健康に何か影響はないのでしょうか?
専門家によると実際にタイヤで作られているかどうかはともかく、胃の中で数時間も消化不良なタピオカは正常な食品ではなく、このタピオカを飲んだら「腸閉塞の危険がある」とのことです。
消化できなくても体外にちゃんと排出されればいいですが、腸で詰まってしまったら大変です!
ネット民の声を見てみると玉こんにゃくを食べて腸閉塞になったことがある人がいるそう。ちゃんとした食べ物である玉こんにゃくでも腸閉塞になるなら、タイヤのタピオカを食べたら腸閉塞になっても可笑しくはないですね。
もし中国でタピオカミルクティーを飲む機会があったら注意したほうが良いかもしれません。
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タピオカの原料をタイヤにする以外にもある中国の食品偽装
さて、タイヤでタピオカを作ってしまう中国ですが、こんなものは氷山の一角。
他にもとんでもない食品偽造をやらかしています。
プラスチックでできた米
ジャガイモなどの粉末に合成樹脂を混ぜて米そっくりに作った「プラスチック米」が出回っていていたそう。
中国の中華料理店協会によるとプラスチック米を茶碗3杯食べるとポリ袋1枚食べるのと一緒だそう。
そんなものを食べていたらタイヤタピオカと同じく腸閉塞になってしまいそうです…。
紙でできた米
同じコメでも今度は紙製の米です。広東省汕頭市で紙製の米が見つかったそう。なんと買った人は半年前からずっと気づかずに食べていたそう。
普通気づくと思うんですけど…。
黒ビニールでできた乾燥ワカメ
乾燥ワカメだと思って買って、水につけてみたらなんとワカメではなく黒いビニールだったそう。
これはすぐにバレそうに思うんですが、バレないと思ってやったのでしょうか…。食べる前に気づいたそうで良かったです。
ゴムでできた卵
一見すると普通の卵だけど、実は化学物質の塊であるというとんでもない卵が流通していたこともあったそうです。加熱するとゴムボールみたいになるとか(笑)
価格も安くて利益がでるとは思えない商品でしたが、本物の卵の10分の1のコストで作ることができ、卸販売価格は本物の卵の2分の1。意外とコストパフォーマンスが良かったようです。
これもすぐバレるのになんでやるんだろう…。
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まとめ
もっと他の食品偽造の例を出したいのですがあまりにも多かったのでこの辺でやめます。
さすがに現在の中国では昔よりは安全な食品が出回っているだろうとは思いますが、こんなにたくさんの例を見ると口にするのが怖くなってしまいますね。
あなたも中国に行った際は食べるものがちゃんと食べれそうなものであるかを確認してから口に入れるようにしてくださいね。


